ありがとう+α
更新日:2019/08/17
この前アマゾンで買い物をしていたら、ワタミの社長である渡邉美樹社長の書籍を発見しました。
地球上で一番たくさんの「ありがとう」を集める経営
ワタミグループは「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」というスローガンの理念経営のもと、「外食」「介護」「高齢者向け宅配」「農業」「環境」など「人」が差別化となる労働集約型事業の展開しています。居酒屋のイメージが強いですが、最近はワタミの宅食とかよく耳にしますよね。
「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という理念からは、内発的モチベーションを重視する社長の考え方や、グループ全体でスケールを大きくしていくんだという社長の強い意思を感じます。毀誉褒貶のある渡邉社長ですが、個人的には好きな経営者の一人です。
そんな渡邉社長の起業家人生をコミカライズしたものがあります。興味がある方は覗いてみてください。
(引用:「ワタミ」バラエティ・アートワークス)
https://www.cmoa.jp/title/138332/
久しぶりに見た「ありがとうを集める」というキャッチーな理念に私も感化され、
「よし、俺もありがとうを集めようじゃないかと!」と弊社への適用を考えてみました。
積極的にゴミを捨ててトイレ掃除をし、困っている人がいれば声を掛け手伝ってあげました。
そして僕自身、何かをしてくれた人に対して「ありがとう」を忘れず言うようにしました。
案の定たくさんの「ありがとう」をもらい大変嬉しかったのですが、「何かが足りない」という感覚が残りました。
何だろうなぁと答えが見出せないまま、出張に出かけました。
以前から準備を進めていた補助金の適用が決まり、お客様から「流石だね!」というお言葉を頂戴した際に、違和感の正体がわかりました。
僕は「ありがとう」と「+α」が欲しかったのです。
今回頂戴した「流石だね!」という言葉には、資料作成の準備や根回しなどの努力や専門性に対し、評価をいただけたものと思います。(自分で言うのも恥ずかしいですが)
両者とも素晴らしい言葉であることに代わりはありませんが、当たり前のことをしていて「+α」を言われることはあまりありません。
専門性を活かす、当たり前のことでも継続する、質を高める、感動してもらう…
それに対して「ありがとう」+「流石だね」「凄いね」「頑張ったね」…
一言添えるだけで、ありがとうが更に輝くような気がします。
何気なく答えを見つけた私は、スタッフの努力や専門性、入念な準備に対して、「ありがとう+α」を伝えるように心掛けました。
最近始めたばかりなので効果はまだわかりませんが、きっといい方向に進んでいけるものと思います。
いつもの人生には「ありがとう」を、仕事では「ありがとう+α」を。
凡事徹底。さらにいい会社でいい仕事ができるよう、私自身も「ありがとう+α」を集めていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。