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大切な人を看取り感じたこと

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大切な人を看取り感じたこと

更新日:2019/06/24

こんにちは✨看護師の平位です😊

記事にすることを悩みましたが、同じ境遇の方に少しでもお伝えできることがあれば…と思い、書かせていただきます✨

私事ではありますが今年2月に64歳の実母を病院で看取りました。元気が取り柄だった母に肺癌のステージ4が発覚し、あまりに突然の宣告で家族全員が落胆し絶望感を抱きました。
現実と向き合えず、あまりのショックで落ち込む私を励ましてくれたのは母でした✨「お母さん大丈夫だよ、ちゃんと元気になるから心配しないで😊」と。
一番ショックを受け辛い思いをしているのは母なのに、家族に心配かけまいと明るく振舞ってくれていました。
病気に対して前向きに頑張る母の姿を見て、落ち込んでいる場合じゃない!母の為に私に出来る事は何でもしよう!と誓いました。
母は遠方に住んでいたので会いたくても会える時間は限られていましたが、離れている時は毎日テレビ電話やメールで連絡を取り合ったり、会える時は会いに行き、ずっとそばに付き添い時間を大切に過ごしました✨
シャワー浴に付き添い体を洗ってあげたり、ベッドの上で足浴やマッサージをしたり。
少しでも喜んでもらいたくて母の好きなお花や美味しいデザートを届けたり、笑ってほしくて何気ない冗談をやり取りしてみたり。
癌についての本を片っ端から読み、免疫を上げる食べ物を次々と取り寄せ差し入れたり、最新医療を行える病院に電話をかけて情報収集もしました。全ては母を助けたい一心でした。
1度も弱音を吐かず前向きだった母の闘病からわずか3ヶ月で母の容態は悪化し、母が急変したと連絡が入りました。
すぐに駆けつけることができない距離のため、その間に母が亡くなったらどうしよう…と不安で仕方がありませんでしたが、母は、遠方から駆けつける私たち姉妹の到着を待ってくれました。
母の容態を見て、死期を感じとりました。
「お願いだから死なないで、置いて逝かないでよ」と引き止めたい気持ちでいっぱいでしたが、母の苦しむ姿を見るとそんな言葉は言えず、昏睡状態の母の手を握り、顔を撫で、「お母さんありがとう、頑張ってるね、頑張ったね」と何度も何度も言葉で伝えました。
苦しむ母を見て、頑張って!など、もう励ますことはできませんでした。
もう十分、頑張っているのが伝わってきたので、はやく楽にさせてあげたいと思いました。
最後に母を抱きしめて、「お母さん、もう十分頑張ったからもう頑張らなくていいよ」と声をかけると、昏睡状態だった母が突然「うん、、」と返事をしてくれて、母はそのまま亡くなりました。
まるで、「ごめんね」と言ってくれているように感じました。
最後の最後まで声は聞いてくれたことを実感しましたし、最後の最後まで母からの愛情を感じることができました。
今まで生きてきて、これほど悲しい日はありませんでした。
悲しいことは時間が解決してくれるとよく言いますが、時間が経つごとに喪失感は増し、悲しみは深くなる事を初めて知りました。
後悔しないように…と、自分にできることはできる限りの力で全て尽くしたつもりでした。
でも結局、もっとこうしたかった、もっとこう出来たのではないか?と、後悔は尽きません。
ただ、最後の瞬間は母の前で泣かずに元気な姿で見送ることができたこと、母に普段伝えられなかった感謝の気持ちをたくさん伝えることができたのでよかったと思いました。
このブログを読んでくださった方にとって『大切な方』の生命がもし今限られている状況であるのならば、その残された貴重な時間の中で、是非その方への想いを素直にたくさん伝えていただきたいなと思います。
普段は手を握ることが照れ臭くても、是非勇気を出して握って欲しいです。
背中をさすってあげたり、抱きしめたり、肉体があるうちに体に触れて愛情や感謝の気持ちを惜しみなく伝えてほしいです✨
きっとその大切な方も、恥ずかしがったり照れたりするかもしれないですが、すごく励まされたり支えに感じてくださると思います✨
意識がなくても、お返事がなくても、気持ちを伝えることはできます。ちゃんと最後まで声は聞いてくれていると思います。
私は、母はこれからもずっと私の支えで居てくれると信じ、嬉しいこと、悲しいこと、頑張ったこと、褒めてもらいたいこと、いつも心の中で母に伝えて生きていきたいです✨
母を看取り感じたことも看護師として少しでもお役に立てることがあるのであれば発信させていただきたいと思います😊
読んで下さってありがとうございました😊
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